カンポット州の3校が開校しました


さっそく図書室の本を読む

新校舎

新校舎の前で先生たちと

 教室不足のため3交代で授業を行っていたカンポット州のサッポーン小学校に、山崎氏の寄付で4教室の校舎が建ちました。 同じ山崎氏の寄付でさらにワタルリャックソマイウドン小学校に4教室の校舎を増設することができました。ここは2007年に高橋氏の寄付で1校舎を建設しましたが、間もなく生徒が増えて教室不足になってしまい、ASACに増設の要望が届いていました。
 やはりカンポット州にあるアンロミエ中学校は郡の中心に位置しており、2001年から2006年にかけて5校舎が味の素労働組合の支援で建設されてきました。中学校に入学する生徒が次第に増え、教師も増えるに伴い、教員室や図書室など従来よりも高次の教育的な設備の必要性が高まりました。学校の要望を受けて、引き続き味の素労働組合の支援で教員室、図書室、実験室、会議室として使用する校舎が完成し、味の素労働組合からお二人を迎えて開校が祝われました。


国際ボランティア貯金寄付金配分 識字事業 95%の生徒が合格



配布した本とノートを手にして笑顔
 コンポンチャム州の7村で9月から開催された識字教室で、6ヶ月間の読み書き計算の学習を終え、95%の生徒が最終テストに合格しました。昼間は労働し、夜学ぶという困難な状況の中で、最後まで学びとおした生徒さんにとって、合格および修了式はこれからの人生への新たな出発点ともなるものです。
 一方で、村人たちが文字を使う機会はまだ少ないので、せっかく習った文字をいかに定着させるかが最近のASACの識字事業の課題の一つになってきました。この2年間、受講者の関心、希望に沿った図書を配って本を読む機会を作るということに取組んできましたが、今回の事業ではさらに村内有志の自宅にミニライブラリを設置して、誰でも本が読めるようにする試みを行いました。
 生活日誌をつけることも、書く力、計算する力を増すのに大いに役立っていることが、生徒さんたちへのインタビューで明らかになりました。いずれも、次の事業でさらに展開していく予定です。