1校開校、4校着工

 7月1日にアメリカで事業を行っている柴垣夫妻の寄贈により、ノロドム ラナリット中学校の管理棟ともいうべき校舎の開校式が祝われました。4教室は図書室、職員室、会議室、校長室として使用されます。
 コンポンチャム州のナムカン小学校は1997年の開校で、今年で13年以上が経ち、壁や床の傷みが出てきました。浦安ロータリークラブおよび大和ハウスからの寄附金により補修することにしたと同時に、今後の補修に備えて住民自身によるお金の積み立てを働きかけました。5村長、校長の話し合いで積み立てに合意し、今回の補修費用を一部負担することになりました。補修工事の一部は地元業者が担いました。今後可能な限りこのような形を作っていきたいと考えています。
ノロドム ラナリット中学校

図書室が充実します
ナムカン小学校

補修前
ナムカン小学校

住民が補修費用一部負担に合意
 8月3日には、カンポット州でドトールコーヒーの寄贈によるヴィエルクロサン小学校とコマツ友好トヴィアトマイ小学校の着工式が行われました。前者はユニセフが建てた識字教室用の小さな教室で1年生から4年生までが2部制で学んでいました。5−6年生は隣村の学校まで通わなければなりませんでしたが6Kmも離れているため、自転車がない子どもは通えないでいました。新校舎ができると全学年の生徒を受け入れることができます。
 コンポンチャム州のトゥールチャン村では識字事業を行ったことがありますが、2005年から図書館設置の要望が寄せられていました。岡山のしょうがっこうをおくる会の寄贈により、図書室と職員室として使用する校舎を建てることになり、8月11日に着工しました。
ヴィエルクロサン小学校
既存の教室は通常の半分の大きさ
(赤い線が教室の奥行き)
トヴィアトマイ小学校

建設地で着工式
トゥールチャン小学校

既存校舎の前に増設

国際ボランティア貯金寄付金配分 識字事業が始まりました


識字教師が共同制作した民家の模型
 コンポンチャム州バティエイ郡の6村9クラスで2010 - 2011年の識字事業が始まりました。
 まず最初に8月2日から25日まで識字教師のトレーニングを行いました。教師経験者は多いですが、大人を教えるためには、昼間働いている村民の事情を良く理解し、疲れている人には時折気分転換をさせたり、進度の遅い人には気を配って面倒を見て上げるなど、子どもに対する教育とは違った観点から教授法を学ぶ必要があります。このようにしてトレーニングを受けた先生から、生徒は安心して教わることができます。
 このあと各村での呼びかけと生徒募集、読み書きできない生徒の選出を行って、いよいよ半年にわたる識字教室が開講します。