2010.12 プノンペン事務所 浦田 富貴美

あけましておめでとうございます

 皆様どのようなお正月をお迎えでしょうか? プノンペン事務所より、新年のご挨拶を申し上げます。

 新年あけましておめでとうございます。ASACの調整員として働き始めて、ちょうど5カ月がたちました。あっという間の5カ月間でしたが、カンボジアの教育の現状に触れさせてもらえる充実した、貴重な5カ月間でもありました。調整員としてこのような機会を与えてもらえたことに感謝の思いでいっぱいです。
 2011年は、昨年以上にASACの会員の皆様やドナーの皆様の想いをカンボジアの子ども達にいろんな形で伝えていけるようさらに努力してまいります。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

※ 写真左から、ブッタ(運転手)・浦田(調整員)・スレイニアン(図書支援事業担当)・ノラ(識字教育事業担当)・ナレ(学校建設事業担当)。
※ 追伸:カンボジアでは、4月がクメール正月になります。1月1日は、「インターナショナルニューイヤー」として一日のみ休日となります。しかし、後は年末も年始も関係なく、普段通り働いています…。

NGO法案

 カンボジア政府が現在、起草しているNGO法案。12月15日にその法案が公開されました。 ローカルNGO及び日本NGOを含む国際NGOを規制対象としています。目的は、2つ。
1.「反テロ」: テロリスト団体からの資金が流れてくることを防ぐ。
2.「グッドガバナンス」 :NGOはガバナンス(統治)能力が脆弱であるため、それを監督し、能力強化をしなければならない。
 国籍と活動分野を問わず、多くのNGOがこの法案によってそれぞれの活動に何らかの支障が出てくることが懸念されています。例えば、「資金源による定義」「予算規模による定義」「人数による定義」「資金の規制」等など、何かと定義され、規制されるようです。現在、日本のNGOグループで懸念事項を吸い上げ、カンボジアのNGOを取りまとめている団体と協力し、カンボジア政府にこの懸念事項をあげていく準備をしています。
 つい先日のニュースで、カンボジア政府の精力的な摘発により、この1年で無認可薬局が92%減(1,140店から111店に減少)、また、無認可病院が71%減(1,055院から 305院に減少 )になったと聞きました。カンボジアが経済発展するに伴い、少しずつ法整備が行われていることを実感するニュースですが、NGO法案についてはNGOに対する不当な規制が強まったりしないことを願います。