カンポット州 フンセン トライコッ中学校 着工
― 外務省NGO連携無償資金協力

 1月10日、在カンボジア日本大使館においてフンセン トライコッ中学校建設事業の署名式が行われ、黒木雅文特命全権大使とASACの渡辺成子理事長が日本NGO連携無償資金協力贈与契約書に署名し、本事業が開始しました。続いて会設立当初からの会員である津田勝弘一級建築士を専門家として派遣して18日に建設ワークショップを開き、日本の建築技術と心構えを現場監督者を中心とするワーカーに伝え、補修に関する実技指導を行いました。そして20日にはカンポット州のコイ クンホー知事を主賓に着工式を行い、生徒たちが伝統楽器を演奏する中、大地の神に工事の無事を祈願しました。これらはいずれもリャスメイカンプチア新聞で報道され、校舎のない中学校に校舎を作るというこの事業が、現地の人々から待ち望まれ、関心が高いことの証しとなりました。

日本大使館での署名式 建設ワークショップ 着工式

トライコッ中学校着工式を報じた新聞記事

2011年1月21日 リャスメイカンプチア新聞より一部抜粋

 2011年6月下旬にカンポット市トライコッ区タオン村のフンセン トライコッ中学校に2校舎10教室(図書館と教員室を含む)が完成する。教室、図書室、教員室内には机、いすなどの備品が施設される。これはASACを通じて行われる日本大使館の無償援助事業で、134,920ドルの費用がかかる。このような事業によりこの地域の住民の困難と貧困の問題を減らすことができる。たとえば、家から遠く離れた学校に行くための通学時の危険やいろいろな出費が避けられるようになる。
 (途中略)
 カンポット州知事コイ クンホー氏はこの事業について、先生方、生徒たち、住民と僧侶が長い間待っていたものであり、忘れられないご恩だ、助けてくれた人に恩を感じることは国籍を問わず人々が身につけているものだと述べた。以前フンセン トライコッ中学校は名前しかなくて、生徒たちは長い間他の場所で勉強しなければならなかった。カンポット州の住民にとって、ASACはフンセン首相の次に2番目に多く校舎を建設している。住民全員に、予定どおりに子供たちが学校に入れるように、校舎の建設中に建設作業者に協力することをお願いしたい、と州知事は述べた 。