2016年10月 プノンペン事務所 大工原由香


スースダイ! いつも雨は午後4時前後にザァーと降る事が多かったのですが、最近は朝から雨が降り続いたり、中途半端な時間に降る事が多く、白い靴がなかなか履けないなあと思う今日この頃です。

さて今回は、ローカルの小さなドナーさんのことを紹介させていただきます。

ASACは日本のドナーさんから寄付をいただいて、それを必要としている学校で活用させていただいています。毎回とてもありがたく資金や物品を寄付させていただいています。そんな中、カンボジア人からの小さな寄付がありました。私が住んでいるところのオーナーが、普段私がよく出張で朝早くからたくさんの品物をもって、慌ただしく出かけているのを見ていて下さっていて、自分も何かできないかと思い、中古品ではあるけれどもまだ使えるラップトップがたくさんあるので、寄付したいと申し出て下さいました。

いくつかの小学校からはコンピュータが必要だという要望がいくつもあったのですが、なかなか資金調達が難しく保留になっているものがいくつもありました。 そんな中、中古品でもまだ使えるものを寄付していただいたので、7台いただいたうち4台は使えることが分かり、2台ずつコンピュータを希望していた学校に寄贈することになりました。もちろん新品ではないので、それでも良いかどうか確認を取り、両校とも中古でも是非ともいただきたいという事でした。学校では書類作成事項が多いのでどうしてもコンピュータに必要性を感じていたため大変喜んでいただけました。先生方の中でも、コンピュータを使ったことのない先生が多いため、これから使い方をマスターして仕事の能率を上げて行きたいとおっしゃっていました。

日本からの寄付で成り立っている弊会ではありますが、地元カンボジア人が自分の国の貧しい人の為に何か役に立ちたいと申し出て下さったことは大変嬉しいことです。 以上小さなホッコリした報告でした。


寄贈したコンピューター

ASACスタッフによる使用説明



プノンペン事務所スタッフ、チェン

プチュンベン デイの紹介

9月30日から10月2日までの、プチュンベン デイは、カンボジア人が毎年祝わなければならない最も重要な儀式です。 これは自分たちの親族や先祖の人々を思い出す為に祝う最善の儀式です。 この日、多くの人は自分の家族に会う為、自らの母国を訪れ、各家庭はとても幸せです。 特に日々一緒に生活していない家族にとって、皆で語り合い、遊び、一緒に食事を楽しむことができます。

プチュンベン デイの朝、全家族は先祖7代へのお祈りをあげてもらうため、神社に食べ物を持っていき、僧侶に差し上げます。 年配の両親が僧侶に食べ物をさしあげている間、子供たちは神社での面白い活動に参加することができます。 ここには食べ物を売る人がいて、親と一緒にいたくない子供たちが楽しむことができる色々なゲームもあります。 その上、神社には私たちが先祖にお供えをするだけではなく、しなくてはならない多くのことがあります。神社に行ったとき、私たちはただ僧侶に食べ物をあげているだけではなく、言葉では説明しきれない多くの伝統的な事柄があります。

私の家族も、このプチュンベン デイに神社に行きました。 しかし、私たちは両親を家での仏陀だと信じているので、敬意を表するため、神社に行く前、まず初めに両親に食べ物をあげなければなりませんでした。 各家族は皆同じ行いをしました。プチュンベン デイの前日、私の家族も含む多くの家族は、アンソームと呼ばれる伝統的なクメール食を作りました。 これはプチュンベン デイとクメール正月の時、とても人気のある食べ物です。この作り方を知らない家族は、これを市場で購入することもできます。 私は今、日々家族と共に生活していないので、プチュンベン デイの間、家にいること以外どこにも行きませんでした。 ですから、プチュンベン デイや他の休日の時、私はいつも家で家族と共に時間を過ごし、一緒に外出しています。

私は家族と会って、会話し、遊び、共に食事を楽しむことができ、とても幸せで、毎年この日はとても素晴らしい日になっています。 私は今一人で暮らしているので、休日を家族と過ごせることで、毎年、幸せな充実感を得られています。 又、今年のプチュンベン デイに私が家族と会うことができる十分な休日を与えてくれたASACにも感謝しています。
ありがとうございました。