ASAC10周年記念カンボジア公演
劇団曼珠沙華 ボランティア公演大盛況

 カンボジア日本修交50周年記念と、日本アセアン交流年を祝した行事の一環と、ASACがカンボジアで活動をはじめて10年目に入るのを祝って、カンボジアまで足を運んで頂いた劇団曼珠沙華の公演が12月12日、着任早々の高橋カンボジア大使ご夫妻をお迎えして、プノンペンで幕が切って落とされました。
 プノンペンではスラムや孤児院の子供たちの招待を含め、6回の公演。ASACの活動地区カンポットや、コンポンチャムのバティエイでは、夜を徹しての住民のお祭りにも似た歓迎の中での夜間の青空公演です。こうした本格的な舞台をはじめてみる、子供も大人も、チャンバラあり、日本舞踊ありの、日本の着物を着た座員の熱演にすっかり見入っていました。
公演はその後、シアムリアップへ移って全12回の公演をこなします。日本とカンボジアの友好の絆を更に深めてくれること、確かな手応えがありました。

カンポット州で二校開校へ
味の素労組、郵政公社ボランティア貯金配分金で中学と小学校

 かねて建設中だった、カンポット州ダントン郡の、アンロミエ中学と、ワットアンプレイクラン小学校が12月16日に開校しました。ポト派と、地雷と、貧しい農民しかいなかったこの地区に、味の素労組の中学校支援の第3弾です。この地域にASACが手がけたワットセレイチェイミエンリャック小学校11教室、シズエ小学校11教室が、この地域の小学生の受け入れ校としておおいに役立った結果に続いて、行き先のなかった小学校卒業生に、中等教育への希望の灯が灯りました。これらの小学校卒業生は、みんなこの中学校への進学を希望しています。
 また、ボランティア貯金の配分金と、ASACの共同で建設したワットアンプレイクラン小学校は、最後まで戦闘状態にあったポト派の南部拠点ヴォワール山のふもとにある1級僻地でした。屋根が抜け落ちていた学校も、新しく校舎ができることになり、住民の喜びが活力となって、政府に申請を繰り返し、更なる校舎の建設を引き出したり、凸凹の農道を補修しはじめたり、地域が一層元気になりました。
これでASAの学校は68校92棟464教室になりました。皆さんご協力ありがとうございます。

日本郵政公社 ボランティア貯金配分金事業の査察

 10月の中旬ごろ突然郵政公社より事務所にFAXが入りました。内容は、10月に事務所に行きますので。直近の事業の進捗状況の資料、国内の帳簿、現地の帳簿、直近の団体の会報等ご用意ください。とありました。ボランティア貯金の配分金を、学校建設に使わせていただいているので、その査察です。突然の訪問要請に、なかなか日程が合わず、ようやく11月7日に決定。しかし、カンボジアからすぐに資料を届けてもらうことができず、準備をするのに大変でした。どうにか、当日までに帳簿、伝票、フアイル、関係書類をそろえ、郵政公社に関係する伝票などに付箋を貼り、万全の用意で待つことが出来ました。
 郵政公社の方2名が来訪しました。2時間、主に、会の活動の具体的内容についてと、組織運営などについての質問が主でした。特に、現地での活動や運営、建設工事について多く聞かれました。また、会では、僻地を中心に、何もないところに学校を建て、現地の要請に根ざしている事を力説しました。会計については、昨年度の会計のファイルや、山のような伝票の束をテーブルに次々並べましたが、一瞥する程度で、助手に「これだけきっちり、管理していれば、何も問題はない。参考にして勉強させていただきなさい」と言うだけでした。
 2時間、たっぷりの質問攻めでも、双方の支援の内容についての認識がさらに深まったように思えます。今まで、会の会計はじめ、いろいろなことに会を支えてくださった方々のお陰でここまできました。本当に感謝しています。私も、今期の仕事を頑張ろう。と、気持ちを新たにしました(事務局、会計担当 臼井 芳江)