ルヴェイ小学校開校で78事業69校

 今年度は2期工事、3期工事が4件もあり、学校数は増えませんが、事業数は順調に増えています。特に、今まで、ポト派の拠点、道路事情の問題等、国際支援の手がなかなか届かなかった、コンポントム州、クラチエ州に活動を広げ、まだ学校を待っている子供たちへ、少しでも安心して学習できる環境を整えるために、協力を続けてきました。
 これまで、建設を支援してきた学校の年次報告から、現在、ASACの支援した学校で学ぶ生徒は、32,632人になりました。
 特に、学校がなかったカンポット州のダムレイポン小学校、コンポントム州のルヴェイ小学校などでは、教育から遠ざかって、何の規律もない、泥だらけの生活をしていた子供たちに、学習のともし火がさしました。現在さらに7校が建設中です。

識字教室も順調に進行しています

 カンボジアの新政権の発足が遅れ、教育省の仕事もまったく滞り状態で、なかなか配布が届かなかった識字教育のための教本でしたが、今までの残部教本を利用して、やっと開講にこぎつけました。 今年は、乾季の日照りがひどく、ほとんどの用水は干上がって、毎日が水集めに追われる生徒たちでしたが、雨が降り始め、生活が落ち着きました。昨年の米の収穫がよかったので、生活も、比較的安定して、欠席も少なく、124名の生徒は、よい学習環境を保って学習を続けています。識字教室の修了書があると、縫製工場での就職ができます。今年も何人かの卒業生がプノンペンで就職し、お祝いをしたというニュースも入ってきました。村を出ることが、本当の幸せになるかどうかは、一概に言えませんが、少なくても、家族に収入の道が開けたことも事実です。