NGO無償資金協力支援校
カンポットクロン中学校開校

 6月14日に、ソックアン副首相を主賓に、井上日本公使をお招きして、カンポットクロン中学の開校式が行われました。小学校の拡充支援により、毎年300校ほどの学校が増加していますが、この小学生が進学する中学校については、今のところ必要数はまったく確保されていません。ASACの支援対象地区のカンポットにおいても、市中央に中学校がなくなって久しく、郊外にある現存の中学高校併設校が生徒数4000人を超えるという爆発ぶりでした。今回の2棟20教室の支援はODAの草の根無償資金からの支援を活用させていただきましたが、開校と同時にはや1200名が入学。この10月には2000人を超すマンモス校になります。中学校問題の深刻さが伺えます。

しあわせの林檎支援
コンポントム州でも3校目

 長野県のNPO法人しあわせの林檎(桑原富枝理事長)の資金協力で支援されたコンポントム州3校目のスレン小学校が6月7日に開校しました。長野から来られた会員の皆さん6名を交え、コンポントム州副知事を迎えて温かな開校式が行われました。1棟4教室ですが、今まで掘っ立て小屋のような学校で勉強していた生徒88名だけでなく、これまで就学できなかった児童の入学も可能になりました。

政府とのNGO合意書、次期事業準備進む

 今回、4人の理事がプノンペン事務所に会し、現地を訪問調査したり、申請学校のリストを整理したり、JICA、大使館などの担当者と話し合いを持ったりして、次期事業の検討を加えてきました。また、曲折があったものの、カンボジア政府との2回目のNGO登録の更新も何とか準備が終わりました。今後の活動の準備が整いました。またこの間4校が着工になりました。

識字10回目コース修了

 学校建設と平行して取り組んできた識字教室の第10回目コースが修了しました。今年度はまったく新しい開講地で、先生方も大変でしたし、雨季に水底に沈む交通の大変不便な地区です。修了式にたどり着くまでに通い続けたASACのスタッフや、スタディーツアーで現地訪問した会員や、理事。多くの皆さんに見守られて今年も100名の教育予定を越えて108名が卒業しました。
 この10年間で、3州、145クラス、3147名の卒業生を送り出しました。暗闇を抜け、「やっと普通の人になった感じ」と喜ぶ卒業生たちに、自立を促すプログラムを加えて、事業の充実を計画中です。事業支援は今年度も浦安ロータリークラブでした。