2006年度千葉県国際協力モデル事業の実施状況

【事業の目的と内容】

 カンボジアの農村僻地に暮らす非識字者に対して読み書き、基礎的な計算を教え、僻地での困難な生活の状況を認識し、より良い生活について考えることができるようにする。コンポンチャム州バティエイ郡チュバアンポー地区においては、識字率が男性66%、女性37%とカンボジア平均(男性80%、女性57%)よりかなり低い状態であり、教育の必要性が特に高いので、この地区の4村で識字教室を開講する。
 3週間識字教師トレーニング及び6か月の識字教室開講を行い、識字教室終了後には各教室へ移動図書セットを贈呈し、住民が持続的に勉強する機会を提供する。

【実施場所】

アンロンチュレイ村 (1クラス)

スタンチュヴェイン村 (1クラス)

トゥールチャン村 (1クラス)

チュバアンポー村 (1クラス)

【事業のスケジュール】

時期 項目 内容 状況

2006年 8月  準備
 
  • カンボジア政府機関(ノンフォーマル教育局、バティエイ郡教育局)との打ち合わせ
  • チュバアンボー地区にある4村への説明(各村に1教室開講する。)
  • 識字教師の選任
  • 写真
       識字教師トレーニング
     
  • 8月下旬から3週間実施
  • 写真
    2006年 9月  「識字の日」
     
  • 9月上旬に予定している「識字の日」に政府主催のイベントに参加をしてもらい、識字教育の大切さを学んでもらう
  •    識字教室開講式
     
  • 9月中旬から6ヶ月間識字教室を開講 各村に1教室、1教室の定員は25名
  • 開講式後に「事前テスト」を実施し、各生徒の学力を把握する
  • 写真
    2006年9月〜  識字教育実施
     
  • 生徒たちの仕事が終わった後、夜間に行う(毎週月曜日から金曜日、18時前後から2時間)
  • 終盤には寺の清掃などの社会奉仕活動も行った
  • 写真
    2006年12月  1回目試験
     
  • 2006年12月に引き続き試験を実施することによって、生徒の伸び(識字教室で学んだこと)を把握する
  • 2007年 1月  2回目試験
     
  • 試験を実施する事によって、3ヶ月間のトレーニングを通じて学んだことを把握する
  • 2007年 2月  3回目試験(最終試験)
     
  • 最終試験を実施し、合格者へは修了書を準備する
  •    「はじめての手紙」記入
     
  • 開講式後に「事前テスト」を実施し、各生徒の学力を把握する最終試験に合格した生徒に対して、手紙(当会で毎回実施しているプログラムであり、「はじめての手紙」と名づけております。)を書いてもらう。その後翻訳、製本作業に入る
  • 手紙の例
    2007年 3月  識字教室閉講式
     
  • 2月に実施した最終試験の合格者へ修了書を渡す
  • 写真
       移動図書セットの贈呈
     
  • 各教室に移動図書1基提供し、識字教室終了後も住民が自主的に学ぶ機会を提供する
  • 設置、利用に適する場所がなかったため、生徒各自に希望する本を提供した。