平成19年度国際ボランティア貯金に係る寄附金による援助事業
住民のための識字教育及び教師の育成
(カンボジア・コンポンチャム州)

【事業の目的と内容】

 交通アクセスが悪いために政府の支援が行き届きにくいコンポンチャム州バティエイ郡チュバアンポー地区にある4村で、計200名の住民を対象に識字教育を実施することによって、生徒全員がクメール語の読み書きや基礎的な計算を習得することを目指す。
 チュバアンポー地区では、2006年8月から2007年3月まで千葉県国際協力モデル事業として識字教育を行ったが、依然母国語であるクメール語(カンボジア語)の読み書きができない人が多数存在し、事業の継続が望まれていた。
 3週間の識字教師トレーニング及び6か月の識字教室開講を行い、識字教室終了後には各生徒に図書を贈呈して引き続き文字に接する機会を提供し、生活日誌をつけることを通して生活の向上について考えることができるようにする。

【実施場所】

アンロンチュレイ村 (2クラス)

スタンチュヴェイン村 (2クラス)

トゥールチャン村 (2クラス)

チュバアンポー村 (1クラス)

【事業のスケジュール】

時期 項目 内容 状況

2007年
8月
 準備
 
  • カンボジア政府機関(ノンフォーマル教育局、バティエイ郡教育局)との打ち合わせ
  • チュバアンボー地区にある4村への説明(各村に1教室開講する。)
  • 識字教師の選任
  • 会報誌サバイに記載
       識字教師トレーニング 一人の先生が急病となり、代わりの先生がいなかったので、やむなく1クラスの開講を断念。
     
  • 8月下旬から3週間実施
  • 9月  「識字の日」
     
  • 9月上旬に予定している「識字の日」に政府主催のイベントに参加をしてもらい、識字教育の大切さを学んでもらう
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       識字教室開講式
     
  • 9月中旬から6ヶ月間識字教室を開講 各村に2教室、1教室の定員は25名
  • 開講式後に「事前テスト」を実施し、各生徒の学力を把握する
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    9月〜  識字教育実施
     
  • 生徒たちの仕事が終わった後、夜間に行う(毎週月曜日から金曜日、18時前後から2時間)
  • 終盤には寺の清掃などの社会奉仕活動も行う
  • 会報誌サバイに記載
    2008年
    1月
     1回目試験
     
  • 試験を実施することによって、生徒の伸び(識字教室で学んだこと)を把握する
  • 会報誌サバイに記載
    2月  2回目試験
     
  • 試験を実施する事によって、3ヶ月間のトレーニングを通じて学んだことを把握する
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    3月  3回目試験、最終試験
     
  • 最終試験を実施し、合格者へは修了書を準備する
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       「はじめての手紙」記入
     
  • 最終試験に合格した生徒に手紙を書いてもらう。その後翻訳、製本作業に入る
  • 会報誌サバイに記載
    3月  識字教室閉講式
     
  • 3月に実施した最終試験の合格者へ修了書を渡す
  • 会報誌サバイに記載
    4〜6月  生活日誌についての指導および本の配布と講読奨励
     
  • 生徒に図書を提供し、識字教室終了後も住民が自主的に学ぶ機会を提供する
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  • 生徒に生活日誌を配布し、生徒が生活の記録をつけ、生活を振り返ることができるように指導する
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    6月  成果発表会
     
  • 郡教育青年スポーツ局で成果発表と意見交換を行う
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